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国際経済の理論と現状 [放送大学]

ちょっと時間が開いてしまいましたが、今学期初めての面接授業。
めずらしく実用系の科目。

「国際経済」というのも範囲が何かわかりにくい分野ですね。
単なる国際収支の話にとどまりませんが、国際収支の範囲でいくつか勉強したこと。

・「収支」という際に、資金の流出をマイナス、資金の流入をプラスと呼ぶ。商品輸出はプラスだが、資本輸出はマイナス。
・単純に収支がプラスなのが良いというものでもない。

・日本はサービス収支がマイナスだが、貿易収支もマイナスに転じた。なので、貿易・サービス収支はマイナス。
・所得収支はプラスなので、貿易・サービス収支をカバーして、経常収支はプラス。

・資本収支はマイナス。
・対外証券投資も、対内証券投資も国際比較で高水準。
・一方、対外直接投資は国際的に高水準だが、対内直接投資は低水準。
・なお、証券投資と直接投資の違いは、10%以上の株式を保有するかどうかといった程度問題。
・わが国の対外投資は証券投資が直接投資より大きい。
・直接投資は製造業が中心であり、地域としては対アジアが伸長している。収益率は証券投資も直接投資も国際比較で遜色ない水準にある。

レポートが課されていて考えたのですが、こうした現状から今後の課題を考えると以下でしょうか。
• 製造業だけではなく、サービス業もアジアを市場としていくこと。
• 証券投資より支配力が高い直接投資に重点を移し、経営に関与することによって収益率を高めていく。

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