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47都道府県庁所在都市 [読書(教養書・実用書)]


デジタル鳥瞰 47都道府県庁所在都市 東日本編 (The New Fifties)

デジタル鳥瞰 47都道府県庁所在都市 東日本編 (The New Fifties)

  • 作者: 八幡 和郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





デジタル鳥瞰 47都道府県庁所在都市 西日本編 (The New Fifties)

デジタル鳥瞰 47都道府県庁所在都市 西日本編 (The New Fifties)

  • 作者: 八幡 和郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



47都道府県庁所在都市を札幌から那覇まで上下巻に渡ってひたすら紹介していくという本。
(ちなみに、著者は蓮舫の国籍問題の追及で有名になった人。)
現在の鳥瞰写真から、旧国から藩、都道府県までの歴史、戦後頃と現在の写真、一人あたり消費財の消費量、県民性と俯瞰しています。

地図は平面図ではなく、高低差を強調したものなので、ちょっとブラタモリ風の楽しみ方が出来ます。
かつての城の位置や城下町の範囲も示されていますが、近世の城でも、かなり防御に気を配って配置されていることに気付かされました。平地にもポコンと高台があることがあり、そうした位置に築城されていたりします。
また、多くの都市が山間や河口の川沿いの平野に位置していますが、川のルートは防御や都市計画のために手を入れられているところがが多いようです。

旧国から都道府県への歴史について見ると、ほとんど変わっていないところもあれば、分割されたり吸収されたり、その際にくくり直されたところも多くあるようです。
富山県、福井県、鳥取県、香川県、徳島県、佐賀県、宮崎県など他の県と一緒にされてしまってから「独立」を果たしたところもあります。

都道府県の名称については、県庁所在地が属していた郡の名前をとったというところが多く見られます。
ややこしいことになっているところも歴史的に理由があり、栃木県には栃木市があるのに宇都宮市が県庁所在地となっているのは、宇都宮県と栃木県が合併して栃木に県庁所在地を置いたものの、県の中央にある宇都宮に県庁所在地を移したため、ということです。
三重県の場合もややこしく、安野津県と度会県に分かれていて、安野津県の県庁所在地は津であったものの、これを四日市に移し、四日市の郡名をとって三重県とし、再び津に戻して、度会県を併合して今に到ります。

私は47都道府県を制覇しているので、ほとんどの場所に行ったことがあり、ああ、あそこはああだったよな、とか思い出しながら読み進められました。
しかし、行っていないところもいくつかありますね。
泊まっていない、観光していない、仕事だけで行った、通過はした、などいろいろありますが、全く街を歩いたことがないのは以下。
意外と近場が盲点ですね。

福島市(駅前で仕事をしたことはある)
前橋市
津市
佐賀市 (空港だけ行ったことがある)


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