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茨城旅行 [旅・出張]

年末に1泊2日で茨城をドライブしてきました。

どこに旅行に行くかは普段でも悩むのに、年末はいろいろな施設が閉まっているし、当然タイミングを考えないとこむのでさらに悩みます。

ということで茨城県。
あまりガイドブックになるような場所でもなく、ぽつぽつと行ったところはあるものの、真面目に?観光したこともないところです。

まず初日は一番遠くまで、ということで袋田の滝へ。
高速道路からもさらに下道を走って着く、なかなか奥まったところです。
カーブがきつい山道を越えて、ということではないんですけどね。
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滝なので見るのはただ、と思いきや、観瀑用の有料トンネルというのがあって、ここを通って行くと滝の前や横に出ることができます。
滝は4段の階段状になっていて、不思議な形です。
冬になると凍るようですが、少し氷が貼り付いている程度でした。
この滝はかつての海底火山の噴火でできた硬い岩が地形変化で斜めの岩盤になっているためにできているとのことでした。

その後、水戸で1泊。
夕食をとった店では、東日本大震災で水戸もかなりの被害を受けたとのことでした。
水戸の街の西側に位置する千波湖という湖、実はかつてはもっと東側まで拡がっていて、そこを埋め立てているので街の中に地盤が弱いところがあるそうです。

翌日は朝、水戸の街を歩いてみました。
水戸の街は千波湖の北の丘というか丘陵地に拡がっています。
歩いてみると、駅からちょっと離れたところに京成百貨店があったり、その間にぱらぱらと飲食店やマンションがあって、つかみ所が無い感じです。
古くて閉まっている建物もあれば、再開発らしき新しい建物もできています。

街の北部は東から本丸、二の丸、三の丸と水戸城の跡が残っています。
三の丸の跡は旧県庁と図書館として使われています。
県庁は移転したものの、まだ三の丸庁舎として残ってはいるようです。
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大手門をくぐって二の丸に進むともっと落ち着いた雰囲気となり、幼稚園や中学校があります。
その奥には県立高校。
そして最後の本丸も県立高校。
県立高校が隣接しているのは不思議ですね。1つの高校にしてしまえば良いのに。

水戸は幕末に水戸学の本拠地。幕末に尊皇攘夷思想が強かった地域です。
明治維新につながる各地の藩校では「国学」が幅をきかせ、国学では「後に」入ってきた仏教より神道を重視するため、廃仏毀釈につながりやすい傾向があるようです。
水戸藩は維新前、日本で最も早い時期に廃仏毀釈を始めており、第2代光圀が寺院整理を行い、第9代斉昭が仏教の排斥を行っています。
今街を歩いていても寺より神社が目立つ印象があります。

そして昭和の時代には、終戦直前の1945年8月2日に空襲を受け、水戸城の三階櫓や当時の市役所も焼失しています。
駅から少し離れたときに、その時空襲を受けたものの生き延びた銀杏の木が残っています。
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さらに東日本大震災。
東日本大震災というと三陸の津波のイメージがあるものの、それよりもずっと広い地域で被害がありました。
水戸でも前述のように建物の被害があり、水戸市役所も被害を受けて半壊、移転を余儀なくされたそうです。

出張では何度も来たことがあった水戸の街、歩いてみて、そして調べてみると色々な発見があります。

昼食は那珂湊まで行って魚市場で。
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ここはすごい人出で、買い物をした人が発泡スチロールの箱を抱えて次々と出てきます。
年末のアメ横のような感じなのでしょうか。年末のアメ横は行ったことがありませんが。
ここで撮れた魚介類という感じではないですよね。チリ産のウニとかもありました。
ただ、ドンコや鰯、カレイといった地元らしき魚は安かったです。
茨城の郷土料理だという、アンコウの共酢を買いました。

続いて川を渡って、アクアワールド茨城県大洗水族館。
鰯の大群が泳ぐのが面白く、海沿いの立地も良いですね。
サメで有名なのだそうです。
大晦日なのに、大晦日だから?子供がたくさんいました。
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最後は霞ヶ浦まで走り、牛久大仏。
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突然現れる巨大な大仏、全長120m。
B級スポットの雰囲気プンプンですが、これは浄土真宗の施設で、親鸞が常陸国とゆかりがあるということでこの地にできたもののようです。
中に入って胸のあたりの高さから外を見ることができますが、あいにく富士山は見えませんでした。
そのほか、周りに何も無いし・・・。

ここで2022年最後の旅行はおしまい。
自宅に帰って紅白を見ました。
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