練習もかねてblog開始です。
最近、blogだ、SNSだ、ポッドキャスティングだ、と、おじさんはついていくのが大変です。

「赤い風(Red Wind)」とはレイモンド・チャンドラーの短編の名前です。日本の赤化をねらっている訳ではありません。

短編はいまいちの感があるチャンドラーですが、フィリップ・マーロウを主人公にしたこの短編は、感傷的な点、印象的なシーン、超自己満足な行動が良く出ています。映画「カサブランカ」なんかで喜んでいられないぜ、といったところです。

フィリップ・マーロウのようにはなれないけど、ちっぽけでも誇りを持って生きたいものです。

'How can such a hard man be so gentle?' she asked wonderingly.
'If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.'