さて、最後の科目は「感染症と生体防御」。

今学期単位認定試験で唯一の教科書持ち込みなしの科目かと思って、まじめに勉強して行ったところ、なんと持ち込みありだったので、楽勝で試験が終わってしまいました。

放送大学連携校の看護師養成学校で卒業単位としているらしく、内容的には結構難しいものがあります。
最近、すっかり文系になってしまっているので、きっちり積み上げていく理系科目は苦手だったりします。

免疫の話から始まって、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫、衛生動物と解説し、医療関連感染、予防接種についても触れられていますが、細かい話になると生物の基礎知識を欠いているので厳しい。
こんなに複雑なものを相手にしている医療というのは素直にすごい技術だな、と思います。

感染症は、戦争や天災以上に人類を危機に到らせるものであり、これまでも歴史に大きな影響を与えてきています。
段々とその仕組みは明らかになってきていますが、新型インフルエンザのパニックや、ワクチンに対する議論など、きわめて社会的な問題でもあります。

いかに感染症と戦っていくのか。人間の知性が試されているような気もします。

私もいろいろ海外旅行に行くので、予防接種もきちんと受けるようにしないといけませんね。