冬休み、カワハギ釣りに連れて行ってもらいました。

カワハギという魚は干物になっているものしか知らなかったのですが、
釣りの対象としてもとても人気がある魚なのだそうです。

理由の1つは釣ることの難しさと楽しさ。

ヘリコプターのように自由自在に泳げて、小さな口でえさをついばむので、
なかなかあたりが分からないし、あたっても針がかりしないとのこと。
なので、専用の竿、専用の針まであります。

かかってからの引きも、ぐっぐっというリズミカルな独特なものがありますね。

朝、港で朝日が昇るのを見てから出船し、トラギスばかり釣れましたが、なんとか1匹だけ、
カワハギを釣ることができました。
手触りもビニール人形のようで、不思議な魚です。
口も硬くて針がなかなか抜けないし。

最後は、キスを狙いましょう、ということで場所と仕掛けを代えました。
渋かったようなのですが、3匹釣れました。
底をとって、引きずって誘うのですが、いつもやっているバス釣りのテキサスリグの基本の
ずる引きと同じなので、これは感覚がよく分かりました。

これが釣果。

みんなで釣ったものなので、私が釣ったのはこのでかいカワハギではありません!

さて、帰りに友人宅で釣った魚で鍋パーティーをしました。
やり方を教わってカワハギをさばきましたが、ぴろぴろぴろと皮がむけて、おもしろいです。

そしてここにもう1つカワハギ釣りの人気の理由があります。

この時期の肝が大きくて、とてもおいしいのです。


カワハギの肝を食べるというのは釣り番組で一度見たことがありますが、
実際に食べてみるとびっくりです。
溶かしたバターのように少し甘みがある油っこさで、思わずにやにやしてしまう味でした。