さて、平成24年度の1学期の期末試験も終わりました。

最初の試験は、「ヨーロッパの歴史と文化 -中世から近代-」です。
以前履修した、

「地中海世界の歴史」
http://t-takaya.blog.so-net.ne.jp/2010-07-25-1

の後を継いで、ヨーロッパの歴史と近代までを扱っています。
ローマ帝国がキリスト教を受け入れたあと395年に東西に分裂し、476年に西ローマ帝国が滅びてから、大航海時代を経て帝国主義に至るまでの時期です。

いつも言っていますが、高校まで歴史をまじめに勉強しておらず、特に世界史はやっていないので、歴史の勉強はいつも新鮮です。

ゲルマン人がメロヴィング朝フランク王国、カロリング朝フランク王国を作り、ゲルマンの文化を残しながら地中海世界の文化を融合させていきます。

キリスト教の修道院が各地に建設され、農業技術が進歩して農村が形成され、城を拠点とした支配が進む。11~13世紀は人口が増加していく。

ところが、14世紀には開墾が一段落し、ペストの流行もあり、人口が劇的に減少する。
この中で都市が発展して托鉢修道会が生まれ、イタリアの裕福な都市ではルネサンスが花開き、大航海時代が始まる。

大航海時代で先んじだのはポルトガル、スペインですが、オランダ、そしてイギリスへと中心が移っていき、科学革命が起こり、産業革命が起こり、近代に移行していきます。

世界史というとヨーロッパ偏重だ、という話もありますが、現代の世界システムはヨーロッパ、特に西ヨーロッパで生まれたシステムが世界に拡大したものであるということも否めないと感じます。

中間課題、そして単位認定試験も記述式で骨がありました。
特に単位認定試験、回答の記述が時間切れで終わってしまったけど、大丈夫かな?