土曜日は、日中スーツ姿で都心に出かけなければならない用事があったので、帰りに新宿で買い物をしました。金欠なのに。

目指すは新宿伊勢丹メンズ館。
だいたい、紳士物の服って、デパートでも1Fから離れたフロアに申し訳程度においてあって、迫害されている。景気の指標、なんて言い方もされていて、景気が悪くなると真っ先に削減されてしまう消費とも言います。
・・・という私もあんまり買わないのですけど。

しかし、この伊勢丹メンズ館は「逆張り」で、建物が全部紳士物というもので、これが成功しているらしい。

地下から入っていくと、靴のコーナーがあって、これもとても混んでいる。左からだんだん高くなるように配列されているのだけど、一番右なんて、ウン拾万円するような靴がガラスケースに入れられて飾られている。

とりあえず、上の階に上って、今日はスーツでも買っちゃおうかと思って、並んでいるのをしげしげと見て、最近のスーツは、やけに細身だったりするので、裾なども調べながら、気に入ったのを1つ試着してみた。

あれ!?
相当股上が浅い。これは、腰骨で履くものなんだそう。
流行なのかも知れないが、ここで購買意欲がかなり低減。ついでにズボンのサイズもあうものが切れていたので、買うのをやめた。

たかがスーツなのに、流行が激しいのも困りもの。
3つボタンが流行れば全部3つボタンだし、形も随分変わる。色も今は黒ばっかりだし。ブランドにもよるのでしょうけど。

なんとなく、収まらないので、シャツとネクタイを買うことにした。
シャツを1つ選び、ネクタイはどれがいいですかね?と店員に言うと、
1つ持ってきて、他にありますか?というともう1つ持ってくる。

「うーん、こちらが良いですかねえ?」と店員が言ったが、いつものように、
「じゃ、両方下さい。」と(お金がないのに)大人買い。
優柔不断な私は迷うと絶対に決められなくなるので、仕方ないんです。

ついでに、試着で鏡を見たとき、ベルトがかなり劣化しているのを発見したので、
これも購入。長さが調節できるものではなく、最初から縫いつけて決まっているものを購入して、自分の戒めにすることにした。

会計は、もちろん全部カード。
ボーナスまで、本当にお金がないんです。