はやぶさ、がんばれ! [日常]
朝、テレビを見ていたら「はやぶさ」のニュースをやっていた。
これまでちらちらと耳にしたり、目にしたりしていたけど、あまり関心がなかったが、聞いてみると、これ、おもしろいことやっているなあ。
「はやぶさ」というのは日本の宇宙探査機で、その役割を一言で言うと、「Itokawa」という小惑星の土を採って帰ってくると言うこと。
http://www.jaxa.jp/news_topics/vision_missions/solar/pages/hayabusa1_j.html
(ビデオも色々見られる)
・このItokawaという小惑星、地球から3億km離れているので、行くのに2年かかる。2003年に出発したので、今着いた。
・そして、小惑星で重力がほとんどないので、普通に「着陸」することはできないので、近づいて、ちょんとつついて土を持って帰ってくる感じ(ここもいろいろ工夫がある)。
・あまりに遠くて、地上から命令を送っても時間がかかりすぎる。3億kmだと光速でも17分。だから、はやぶさはロボットみたいにある程度自律的に判断して動作する仕組みになっているらしい。
・88万人の名前をきざんだターゲットマーカというおもりのようなものをItokawaに残してきた。(名前刻んだ人、いいな。こんなことやっているの知らなかった。)
・ミネルバというサイコロのような形をした探査機をItokawaにぶん投げてきた。
いま、まさに着陸関係でいろいろやっている(やったデータを分析している)ところらしいが、どうやら成功したみたいですね。
ただ、地球に帰ってくるのは、また2年後。オーストラリアにサンプルが着陸するらしい。
はやぶさ、がんばれ!
nice!ありがとうございました。
日本は国土が狭く、資源も少ないので、世界に自分の存在感を示すためには、知恵を使うしかありません。
宇宙開発は、まだまだ未熟な分野ですので、知恵を発揮できる領域です。
全人類的に経験のない領域へ歩み始めたため、困難はつき物でしょう。
このMissionもさまざまな困難が発生していますが、それらに対処している姿が、私に活力を与えてくれています。
おりこうさんも馬鹿もロボット探査機も、みんな精一杯やっているんですよね。
by (2005-11-26 21:03)
宇宙探査って本当に壮大な夢いっぱいなプロジェクトですよね。日本の科学者の方々には是非がんばっていただきたいものです。
でも、サンプルを持ち帰るという部分で、昔見た宇宙映画を思い出してしまいました。タイトルも何もかも忘れてしまいましたが、厳重に外部に触れないようにサンプルを持って帰るのですが、細菌かなにかが外部に漏れて、地球を汚染していくというもので、子供ながらに、怖かった思い出があります。オーストラリアにサンプルが入ってくるんですね。その頃、とりあえずオーストラリアから避難しようかな。
by akko (2005-11-28 11:59)
その後、残念な報告がありましたね。 私も宇宙関係のニュースはつい目にとまります。
ところで、このプロジェクトのリーダーが青森県出身とあったので、もしや?!と思い調べたら、ロケットの失敗を続けているリーダーと同じ高校・大学なのです。スケールが大きいプロジェクトも、結構狭い世界なのでしょうか、偶然でしょうか。
by minira (2005-12-16 00:35)
そうですよね。
でも、そう簡単にいかないからこそ、チャレンジなのかな、と前向きに思います。
はやぶさの制作費は100億円ちょっとといいます。株の誤発注での損が400億円。誰かお金出してくれないですかねえ。
by 高谷徹 (2005-12-17 00:01)