6月に入って、クールビズの人も増えてきましたが、スーツを着続けなければならない身分としてはうらやましいです。

夏はおしゃれとかそういう以前に暑くて汗まみれになったりするので、あんまり良いスーツを買ってもなあ、
というところもあるのですが、いくつかは良いやつもなければならないな、と思って買ってきました。

今回は珍しく、平日買いに行きました。つまり、スーツを着て買いに行きました。

スーツ売り場に行くと、明らかに休日より空いています。
選んでいると、ベテランそうな店員が来て、説明を受けてあっさり決定。

私を一瞥して、「あなたは6Aね。それ、オンワードのスーツでしょう。」と指摘されました。
さらに、「良い革の靴、履いているわね。」とチェックされました。

スーツを買うときは、いつもシャツとネクタイもまとめて買ってしまうのですが、
「首は41?一応計りましょうか。」
「いえ、41cmです。」
といった調子。

ネクタイは2つ持ってきて、どちらが良いでしょうね、といつもの展開になりましたが、
いつもの通り、決断力が欠如している私は「あ、両方ください。」ということで、大人買いしました。

さて、肝心のスーツですが、吊しのものを選んだものの、布?をデパートで買い取っているか何かで、
パターンオーダーのようになるらしい。サイズは測ったのですが、このブランドの場合、
ズボンの裾以外ぴったりなので(だから選んでいるのだけど)、裾がシングルとか、
2つボタンでサイドベンツとか、AMFステッチを入れるとか、最低限の仕様を決めて決定。
受け取れるまでに通常よりちょっと時間がかかりました。



スーツの値段は本当にピンキリで、安くても良いやつがあるし、その逆もあって難しいのですが、
生地の質感というのはやはり価格と0.7ぐらいの相関がある気がします。

これはCERRUTI 1881 SHAPESというブランド(もちろんライセンス生産の日本製)のもので、
もともと生地メーカーだったらしく、私の持っている他のスーツでも、ブランドのタグの他に生地のタグも
裏側に縫い付けてあるのですが、これはCERRUTI自身の生地ではなく、
"VITALE BARBERIS CANONICO"というタグが縫い付けてありました。
これも生地のメーカーらしい。

まあ、細かいところはともかく、つやといい、ラペルの反り返り具合と良い、なかなか良い感じです。
このラペルの部分も私の持っているスーツでも安いやつだと、ぺたっと「折れている」のですが、
ややお高めのものだと、生地に癖がついたように「反り返っている」という感じなんですよね。

さて。
買ったは良いですが、最近暑いし、雨だし、何だか着るのがもったいない感じです。