最近恒例となっていますが、1月の連休を使ってマイレージを使った国内旅行をしてみました。
これもまた最近多いオープンジョーで、岡山空港で降りて松山空港から帰ってくるコースです。

1日目は岡山空港で降りましたが、この日はレンタカーを借りて、まずは高梁まで。
もともと高梁という街は知らなかったのですが、瀬戸内海を旅行しようとしてガイドブックを買ったら載っていたので、行ってみました。そうしたら、とても良いところでした。
岡山からは車で1時間くらいかかります。

高梁は備中松山城というお城があります。
車で途中まで行って、山道を少し登らなければなりません。
こんな山の上にあると大変なので、城主も普段は麓にいたらしい。


街は高梁川沿いにあります。高瀬舟による水運の要所だったそうです。


武家屋敷街が残されていて、2つの家は見学することが出来ます。角館みたいな感じでしょうか。
これ以外にも街中は萩の鍵曲のような折れ曲がった道があったりして、城下町っぽいです。


景観に対する住民の意識の高さも感じます。この川沿いの民家、塀は石積みを使っていて、周囲とマッチしていますね。


紺屋川美観地区という地域もあって、古い商家の街並みです。
ここも新しい家もずいぶんと気をつかって建てられていました。


あと、おもしろかったのがドライブをしていて高梁付近に来たときの屋根の形。
山陰を旅行したときの屋根の形もおもしろかったのですが、それとも違います。
しゃちほこや鬼瓦があるところに、新幹線のアンテナのような形をしたものがくっついていますね。


高梁で随分時間をくってしまったのですが、夕方は瀬戸内市を案内してもらって回りました。
牛窓オリーブ園から見た「日本のエーゲ海」です。


牛窓から見た夕日。
宍道湖の夕日ほど有名ではないと思いますが、きれいですよね。
写真を撮るとまた違う色合いです。


この日は岡山に泊まって、2日目の朝は岡山。
後楽園を見て、日本の三大庭園を制覇しました。
でも、ちょっと殺風景。しかし、梅のつぼみは色づいていて、もうすぐ。


午後は尾道。
尾道は山が迫って細長い街なので、観光ルートは簡単です。
お寺巡りの遊歩道が整備されていて、そこを歩くのが基本です。
入口には自転車がたくさん止まっていて何だろうと思いましたが、多分この先は階段とかあるので、ここまで自転車を利用する人が多いのではないかと思います。


ここは有名な道ですね。
ただし、電柱が惜しい。地中化したいところ。
ポスターでは電柱がないものもあったりして、修正しているのかな?


尾道は海を挟んだ向かい側にそのままの名前の向島がありますが、その間は非常に狭い。川みたいです。


実際にかなり向島は近く、橋もかかっていますが、渡船も頻繁に行き来していて、一体となった街のようです。


尾道ラーメン、時間がなくて駅舎に入っている店で食べたけど、どうしてどうして、これがなかなかおいしかった。


尾道を見た後は、また慌ただしく「しまなみ海道」で四国へ。
このしまなみ海道というのは、尾道から、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島と連なる島を橋で結んで四国の今治まで行けるルート。バスで今治まで行き、電車に乗り換えて松山に行って泊まりました。

さて翌日最後の日は松山観光。
学生の時に1回来たことがあるので2回目。
道後温泉で朝湯をして、伊佐爾波神社。
しかし、観光旅行って足が疲れるものですね。


街の中心部を見てから松山城。
松山城から見た街。晴れていたので、瀬戸内海もよく見えました。



とても忙しい旅だったけど、やっぱり旅行をすると生き返る感じがします。
日本の県庁所在地は結構行っていると思いますが、小さな街ももっとたくさん行ってみたいです。