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新島旅行 [旅・出張]

東京の島シリーズ、伊豆大島八丈島三宅島に続いて新島に行ってきました。

かなりばたばたで出かけたところ、レンタカーを予約しているのに運転免許証を家に忘れてしまい、レンタサイクル(電動)で回りました。
電動自転車って初めてでしたが、これ、良いですね。

新島と言えば何と言っても砂浜、ビーチです。
海はきれいだし、砂浜もゴミが落ちていなくてとてもきれいです。
シーズンオフ、人がおらず、独り占めでした。

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新島の中心部、本村(ほんそん)の外れに新島村博物館があります。
テントのような不思議な建物。
人口2000人程度の村にしては充実しており、新島の地質から歴史、文化などを紹介しています。

新島は茄子のような形をしています。
こうしたいびつな島の形は、単成火山が複数つながったことによってできています。
南部の向山は800年代の噴火でできたらしい。
ここで採れる坑火石(コーガ石、こーがせき)は明治以降に発掘が本格化し、軽くて加工がしやすく、火事にも強いということで、島では建築にも広く使われています。
石でできた建物が多く、他の島と違った雰囲気を醸し出しています。

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断崖絶壁が多い伊豆諸島の中で、砂浜が発達しているのは、新島固有の地質によって砂浜のもととなる砂が供給されているからとのこと。


村にはいくつか神社と寺があります。
大きなものとして、十三社神社と長栄寺。

長栄寺は日蓮宗のお寺。
もともと新島は真言宗が多かったが、日英が布教して日蓮宗になったそうです。
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右奥に行くと村の共同墓地があり、ここも強い印象を受けました。
墓地なのに一面に白砂が引いてあって、通路と墓地の区画の区別がよくわかりません。
前田、梅田、宮川、植松などの名字が多い。

お彼岸でもないのに人が多く、そして多くの墓に花が飾ってあります。
よく見ると、造花も混じっているよう。
村人は信仰心が篤いようです。

一段低まったところに流人墓地として小さな墓石が並んでいました。
ここにも花が飾られていました。
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伊豆諸島、冬は強い西風が吹くのだそうです。
夜中も強い風の音がしていて、無事に帰れるのかちょっと心配になりましたが、船は無事出航。
帰りの船からは薄暮の富士山が見えました。

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