江戸東京博物館で「チンギス・ハーンのモンゴルの至宝展」を見てきました。
そもそも江戸東京博物館なんて初めて行きましたが、大きな建物ですね。
そして、初めて学割を使ってみました。

4/11までの展示だったのでぎりぎり。
結構混んでいました。

名前から見るとモンゴル帝国の展示のように思いますが、実際にはモンゴル帝国の展示は半分くらいな印象で、「モンゴル地域」の展示と言ったところです。

前学期、放送大学で「中央アジアの歴史・社会・文化」を勉強したこともあり、良い復習になりました。
http://t-takaya.blog.so-net.ne.jp/2010-01-27

遊牧民で文字を使ったのは突厥が最初、という知識はありましたが、実際にはそれに先立つ鮮卑の財宝にも漢文が記されていたり、実際に彼らが使っていた文字(縦に書くのね)を見たりするとおもしろいです。

さらに、単純に匈奴、鮮卑、柔然、突厥、ウイグルと国が置き換わっていくのではなく、脈々と続く歴史の中で、支配したりされたりして歴史が進んでいったと言うこともわかります。

東胡や契丹についてはよく知りませんでした。

音声ガイドを借りましたが、なぜかナレーションが吉川晃司です。謎は深まります。

帰りに両国駅前でチラシを配っていたのでもらうと、この展覧会を批判するものでした。
内容は以下とほぼ同じ。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2010/100319_mongol.html