旅行を何度もしているとカバンについてはいろいろ不満というか要求が出てきます。

最近は、キャスター付きのカバンが全盛で、売り場もそればかりですが、あれは大嫌い。
使っている本人はスマートなつもりかも知れませんが、あれで目の前を横切られたりすると、躓いて転びそうになります。
また、建物の中や舗装路を引いて歩いたりしている分には良いのかも知れませんが、石畳の道や、舗装していない道だととても対応できないように思います。
ホテルからホテルまでを移動するための容器であると考えればいいのかも知れませんが、私は頻繁に宿を替えて移動しながら旅行することがあるので、場合によっては荷物を持ったまま観光しなければなりません。となるとキャスターは全然ダメです。
そもそも、自分で持ち上げて持って歩けないような荷物で旅行するなよ、という気もします。引っ越すんじゃないんだから。


さて、週末(+α)は山陰旅行をしてきましたが、新しいカバンを買って持っていきました。
3~4日程度の旅行にむいたカバンがないので、どうしようかと思って買いましたが、このPORTERのカバン、なかなか良くできていると思いました。



見てわかる通り、いわゆる3 way バッグというやつで、持ったり肩にかけたりできるほか、リュックサックのように背負って歩くことができます。肩にかけるだけでもずいぶんと持ち運びは楽になるものですが、やはり長く歩くときは背負う楽さにはかないません。
今回も松江から萩に移動する途中で、石見銀山に寄り、荷物を預けずに背負って山道も含む道を6kmほど歩きましたが大丈夫でした。

これは、もちろん、カバン自体が軽いことも重要ですね。
TUMIのカバンも丈夫でよいのですが、カバン自体がかなり重いところがつらいところです。
丈夫さも重要ですが、これはもうちょっと使ってみないとわからないですね。
一応ファスナーは金属製です。プラスチックはやはり飛行機で預けたりすると欠けたりすることがあります。



このファスナーは長くできていて、大きく開けることができるようになっています。
これもまあ、荷造りしたりする際に便利でしょう。
中にはポケットがあり、これも荷造りする上で重要です。



メインの収納部以外にも大きく開口するポケットがあり、ここにもいろいろな種類のポケットがあります。
ポケットはありすぎるほどあっても良いものです。ただし、あまり小さなものは不便である程度大きいほうがよい。
どのポケットもマジックテープを使っていて簡単に開け閉めできます。



外側にも大きなポケットが2つ付いています。
外側の大きなポケット、というのも重要で、ガイドブックや小さな時刻表くらいの大きさのものを入れて簡単に出し入れできると便利です。
このポケットはマジックテープとスナップボタンが組み合わされていて、きちんと止められると同時にちょっと閉めただけでもある程度は閉まるようになっています。

惜しいのは、外部に閉まらないポケットがないことです。
新聞や雑誌など貴重品でないものを簡単に出し入れしたり、いろいろなパンフレットや入場券などをポケットの代わりにちょっと入れたりするためには、開け閉めも面倒なのでそういったポケットがあると便利なんですけどね。

いっそ自分で旅行用のカバンをデザインできたらいいな、といつも思うんですけど、やっぱり私は旅行のスタイルが特殊なのかも。

まあ、今回のカバンは比較的良くできているので使ってみます。これくらいの大きさがあると、私は荷物がもともと少ないので、薄着で済む季節なら一週間くらいの旅行もできるかも知れません。