京都の旅行で最後は、京都国立近代美術館です。

「円山応挙から近代京都画壇へ」
https://okyokindai2019.exhibit.jp/

ここは恐らく来たのは初めて。

それまでの絵が、書かれた内容についての知識がなければ理解できなかったのに対し、「写生」を重視した円山応挙の絵はわかりやすく、人気を博し、円山派につながりました。

さらに、呉春は与謝蕪村、円山応挙に学び、四条派につながっています。

円山応挙、与謝蕪村、呉春、長沢蘆雪の絵と共に、それにつながる近現代の絵も展示されているのが、近代美術館ならではといったところでしょうか。


どうしても最近の絵より、昔の絵に関心が向いてしまいますが、菊池芳文「小雨ふる吉野」は巨大なふすま絵で、右から左に桜が迫ってくる構図、花びら一つ一つ書かれた桜の花が圧巻でした。