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世界の中の日本 [放送大学]

放送大学も4学期目で慣れてきたと思ったら、今回はなかなか厳しかった。
年度末は忙しいですが、年度前半の1学期はそんなに忙しくないので、平日試験の科目も含めてとりましたが、仕事とのやりくりが大変でした。

さて、今学期の最初の試験だったのが「世界の中の日本」という科目でした。
放送大学には基礎科目、共通科目、専門科目などのカテゴリが一応あって、その1つが総合科目です。どうもこのカテゴリによって難易度が違う気がする。ようやく気がついた。

この科目は2人の講師が必要に応じてゲストを交えたり、インタビューしたりして進めるもので、今の日本が置かれた位置を、ビジネス、法律、政治、外交、教育、科学技術、スポーツ、人口、人の交流などから見ていこうとするもの。
毎回違うトピックで、自分が知っている分野もあれば、知らない分野もあって、見ていておもしろかった。

日本は核武装すべきかという論点で右翼にもインタビューしたり、昨今話題の記者クラブ問題も含めたメディアの問題や、移民受け入れの問題などを両方の論点から紹介していた。

ふーんと思った点をいくつか。

・貿易依存度で見ると、世界全体より日本は低い。70年頃は同じくらいだったが、以降世界の伸びに追随していない。
かつては日本は加工貿易の国だ、なんて教えられたものだけど。

・日本国憲法の平和主義は決して特異なものではなく、スペイン憲法やフィリピン憲法にも例が見られる。

・近代立憲主義の原理は、法律は国民代表機関である国会によって制定された国家権力行為のための根拠。刑法上の殺人罪は、個人が殺人を犯してはならないと言うことではなく、人を殺した者だけを警察が身柄を拘束でき、裁判所が処罰できるという意味。
今の権力者ってそのあたりの理解が決定的に欠けている気がする。原発の停止を「要請」したりして。

・現在の移住者/日系人の概数はブラジルが140万人として圧倒的に多く、次いでアメリカが100万人。その2か国だけが突出して多い。
アメリカが多いのはわかるけど、ブラジルってそれより多いのか。

試験自体は論述で、いつものように手が痛くなり、漢字が書けないので大変でした。
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