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与那国島旅行 [旅・出張]

ここのところストレスが溜まることが多く、何でも良いから遠くに行きたい(逃げたい)、でもまだ海外は怖い、ということで、与那国島に行ってきました。

日本の大きい島17(上位20位のうち、択捉島、国後島、色丹島の3等をのぞいたもの)を達成したので、思いついた島に自由に旅行です。

与那国島って、人口1700人に満たない、面積も30km2に満たない、小さな島です。
車ならば1時間もあれば一周でき、集落も3つほど。
でも、なぜか知名度高いですよね。何ででしょうか。

往きは那覇経由。
羽田から那覇までの便で、初めてA350XWBに乗りました。
離陸も衝撃音がなくふわっという感じ。

那覇で乗り換えて与那国空港、レンタカーを借りました。
この時点で猛烈な暑さ。

とりあえず西に向かうと久部良という集落があり、久部良バリという標識。
何だと思って行ってみると誰もおらず、割れ目がありました。
かつて人頭税が課されていた頃、妊婦にここを飛び越えさせて命を落とさせたり、流産させたりして口減らしをしていたという。
妊婦じゃなくても、飛び越えるのはちょっと怖いし、滑りそう。
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そして最西端。西崎灯台。
ちなみに西崎と書いて「いりざき」。
西の特別な読み方かと思ったらそういう難しい話ではなく、太陽が入るのでいりざきという名前だそうです。
こうしたところに来るといつも天気が悪いのに、一瞬日没が見えました。
この後は下の雲に対応が隠れてしまった。
yonaguni_014.jpg

ちなみに与那国島は何につけても「最西端の・・・」が有名。
しかし、この手のものは厳密にやると、日本が実効支配している・・・とか、一般人が立ち入れる範囲で・・・とか色々注釈がつきます。

まず1泊、期待に反して夜も暑く、冷房を入れないと眠れなかった。

翌朝はティンダバナ(ティンダハナタ)へ。
泊まった祖納(そない)集落の背後にそそり立っている壁のような崖です。
車で行けるところまで行ってちょっと登山道のようなところを歩くのですが、入口にはなぜか③つの説明書きがあり、そして全部名前が違う。謎です。
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そもそも与那国の言葉はかなで書いてあってもさっぱり意味がわかりません。
方言を話す人には出会わなかったけれど。

このティンダバナ(ティンダハナタ)からは祖納集落と海が一望できます。


そして今度は東崎(あがりざき)。
日が上がる崎だからあがりざき。
突き出た地形には与那国馬がいて、一心不乱に草を食んでいる。
草ってそんなに美味しいの?
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さて、私は漫画もドラマも見ていないのですが、Dr.コトー診療所というドラマのためにわざわざ作った診療所が残されています。
中も含めてよく出来ていて、年季の入り方や、貼り付けられているポスターなど、本物の診療所のように見えます。
しばらく見ていると、ようやく人工的な古さなのかな、と思えてくる。
本当の診療所ではなくわざわざ作ったってすごいですよね。
一応観光スポットになっていますが、無人。
入場料は瓶に入れる。
あ、お釣りがないや、と思ったら、お釣りの小銭が入った容器が置いてあるので、そこからとる。


小さな島だから1日あれば全部見終わってしまいますよね。
最終日は意味なくドライブしました。
外に出ると暑さと日差しで耐えられないし、かといって涼めるような施設はないです。
まあ、特に島の南東部は起伏ある道から海が見えてドライブが楽しいですが。

そして、車で走っていて一番驚いたのは墓や墓地でした。
浦野墓地に固まっているほか、道沿いにも巨大なものが突然あったり。
巨大で何も名前とか彫られていなかったりするので、最初何かの施設かと思いました。
この墓地で肝試しとかしたら怖いだろうな・・・。
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yonaguni_055.jpg


最後は海を見て、帰りました。
yonaguni_058.jpg

写真を見ると、きれいだけど、とにかく暑かった。
気温は東京と同じくらいなのに、羽田に帰ってきたら涼しかった。
湿度とかもあるのでしょうか。
冬に行くと良いかも。

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