終戦記念日に

今日は（正確には昨日か）終戦記念日。

年のせいか、最近そういうことについていろいろ考えるようになりました。

夕方会社を抜けて、同僚と靖国神社に行って参拝してきました。
夕方と言っても遅かったのですが、普通の神社の正月の初詣くらいのにぎわいでした。
なので、ゆっくり参拝する、という雰囲気ではないですね。

会社に戻って仕事をして、上がろうと思ったら、休み明け最初の日だったせいか、部署で私が最後になっていました。電気を消して、正面玄関から出て、一人で大手町を歩いていると、明かりのついたオフィスビルが目に入ってきます。

親戚のおばさんによると、戦後すぐに嫁いで来たときは、焼け跡で何も遮る物が無く、ただ日差しが強かったそうです。

それから60年。人の一生よりも短い時間に、破壊し尽くされた焼け跡からここまで復興しました。心ならずも命を落とした多くの人がいて、戦後努力をした人がいて、手をさしのべてくれた国々があり、豊かで、平和で、自由に意見を言える社会が出来た。それはとても大切な物だな、と思いました。

しかし、帰る途中での雷雨はすごかった。地下鉄が地上に出たのに、ものすごい雷鳴と地下鉄駅構内のような雨の音。吉祥寺駅で降りたときも、ホームの中も滝の近くのように水しぶきが漂っていました。