静かに新年 [日常]
静かに新年です。
29日から休みに入りましたが、家事と読書です。
引きこもっていますが、生きています。
これまでにやったこと。
着終わったスーツにブラシをかけ、靴を磨き、スーツ納め?をし、シャツをクリーニングに出した。新しく買ったスーツもサイズ直しが終わったのでとってきた。
郵便局など金融機関まわり。メインの銀行が(旧)東京三菱銀行だったので、セブンイレブンで多めに現金をおろしておいた。
溜まっていたカードの支払い請求書などの郵便物を整理。
部屋の掃除。ただ、1月に出す粗大ゴミがあるので、雑然としている。
読書。ただし、AMAZONなどで大量に本を買ってしまっていて、これはとても全部読めない。まだ1冊目を読んでいる途中。
Webの整理。
http://www.takayas.jp/
気になっていたところを直したほか、TABLEを使わないCSSによる表組というのを一部試してみた。本の辺り。
どうも切れが悪くなっていたので、包丁研ぎ。いつもうまくいった気がしないのですが、とりあえず以前よりは切れるような気がする。
この包丁の切れ味を試すのも兼ねて、ミートソース作り。
玉葱、人参、セロリ、ニンニクとひたすらみじん切り。
クローブ、ローズマリー、月桂樹の葉を加えて炒め、塩、胡椒で味付け。
肉を入れて炒め、さらに塩追加。ワインを加えて煮込み。一晩放置。
無心でひたすら没頭。
大晦日はその勢いでカレー。
ブロック肉を炒め、手元におみやげでもらったブランデーのミニボトルがあったので、フランベ。また玉葱、人参、ジャガイモを無心で炒め、株主優待でもらったカレールーを投入。
年越しそばも一応茹でて食べたが、前日にそば屋で食べたものとはやっぱり大違い。
自分で作るものではないのかな。
そして今日は元旦。
寝坊して、起きたら11時だった。
いろいろな食べ物があるし、あるもので適当に済ませよう、と思ったが、新年早々これではまずいのではないか、と思い、ロイヤルミルクティーを淹れ、スクランブルドエッグを作った。
ちなみに、「ロイヤルミルクティー」ってあまり好きな呼び方ではないですね。「インディアンティー」と呼びたいところです。
スクランブルドエッグ。私にとっては一人暮らしの象徴のような食べ物です。
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彼はかすかに微笑した。「ぼくはあの女と結婚していたことがあるんだ。名前はシルヴィア・レノックス。財産が目当てで結婚したんだ」
私はいやな顔をして立ち上がった。「スクランブルド・エグスを作ろう。なにかたべなくちゃいけない」
レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」
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長いお別れには、マーロウが掃除をする場面や食事を作る場面などが頻繁に出てきます。これは執筆当時、愛妻シシーが病気がちで、チャンドラー自身が家事をしなければならなかった生活を反映しているのではないかと思っています。
最初に読んだときは、「スクランブルド・エグス」がどんなものかも知らなかったのですが、なぜか今でも、象徴的な食べ物のような気がしています。結構火加減、牛乳加減が難しいのですけど。
ポストに行ったが、喪中なので、ダイレクトメールを兼ねた年賀はがきが3枚来ているだけ。
当たり前だが、ちょっと寂しい。
分厚い新年の新聞に目を通す。なんで新年の新聞はこんなに特集が多いんですかね。
久しぶりに杖と居合刀を出して、ちょっと振ってみた。
全く忘れていると言うわけではなく、少しほっとするが、明らかにぎこちなくなっている。
稽古の再開もいつしようか、と考えます。
もう一度紅茶を入れ、このブログを書いたら、もう3時過ぎじゃあないですか。
なかなか書き始められないのですが、一度書くと長くなりがち。
さあ、これからまた読書タイムです。
新年、おめでとうございます!
なんだかリラックスしたお正月ですね。実家には帰られなかったのですね。
ミートソース&カレーのお味はいかがだったのでしょうか?おいしそうですね。
読書三昧のお正月うらやましいです!
by akko (2006-01-01 20:19)
実家には一瞬帰りました。自転車で。
ミートソースとカレーはいつもどおり。
うまくいくときは、途中段階でもおいしいんだよね。野菜だけ炒めている段階のミートソース?とか。
ということは、「味見」をしすぎてしまい、完成品になる前にかなり「天使の取り分」になります。
by 高谷徹 (2006-01-03 22:54)