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なくしたカバンが帰ってきた [日常]

先日、カバンをなくして諦めかけていましたが、戻ってきました。

11/13の深夜というか、日が変わった11/14、中央線で仕事から帰る途中、網棚にカバンを乗せて、立って資料を読んでいました。
車内はそれほど混んでおらず、隣にはつり革にぶら下がってかくんかくんとしている酔っ払いが立っているのみ。

吉祥寺駅が近づいたので、資料をしまおうと網棚を見たところ、何とカバンが消えていました。
隣にいた酔っ払いも。
どうやら酔っ払いが間違えてカバンを持っていたのではないかと気づきました。

財布を入れていることも多いのですが、今回はたまたま身につけており、パソコンも入れていないし、携帯電話も入れていません。身分証明書の類いも入っていませんし、資料も手に持っていたもの以外はたまたまありません。
ただし、家の鍵が入っていたので、家には入れず、ホテルに泊まらなければならないかと思いました。

吉祥寺駅で降り、駅員に事情を話すと、酔っ払いが降りた可能性がある駅に電話をしてくれましたが、届け出はないとのこと。
紛失物の問い合わせ先の紙を渡して、後日電話してみるように言われました。
また、落とした電車の車両番号のようなものも書いて渡してくれました。

駅前の交番で事情を話すと、「紛失物」として登録されました。
家の鍵がないことを話すと、鍵を開ける民間業者の電話番号を教えてくれたので、電話しました。
値段は現場に行って見ないと分からないとのこと。

資料を手に持ってとぼとぼ家に帰り、業者が来るのを待ちました。眠いのに。
業者が登場し、鍵をあっという間に開けてくれ、とりあえず少し寝ました。
13,230円かかりました。


翌日からカバンがない生活。

JRの紛失物の問い合わせに何度か電話をかけましたが、該当するものは無し。
酔っ払いが間違えて持って帰ったとすれば、翌日には届け出るだろうし、もう無理そうとのこと。
これ、ウェブのシステムとかがなく、毎回電話して状況を説明しないといけないんですよね。

もう一つは警視庁の拾得物公表システム。
http://www1.keishicho.metro.tokyo.jp/syutoku/search.php
これはウェブですが、悪用を防ぐために概要しか掲載されておらず、11/13以降、鉄道、手提げカバンで探しても同じ情報のものがたくさん出てきます。
また、検索は東京都全体でできますが、それぞれについての問い合わせはそれぞれの警察署。
似ていそうなものを電話してみましたが、特徴が異なるとのこと。

さすがに一週間以上経ってきついので、カバンを購入。
原状復帰と言うことで似たものを買いましたが、わずかに素材が異なるものに。
ここでも出費・・・。

そうして、完全に諦めていたある日、勤務先の社内からメールが。
三鷹警察署でカバンが届けられ、勤務先に連絡があったとのこと。

どうやら、勤務先で配布された財形の残高のお知らせをカバンの中に入れっぱなしになっていたらしく、警察から三菱UFJ信託銀行に照会があったようです。

三鷹警察署に連絡するようにとのことだったので電話すると、平日の昼間に取りに来るように、とのこと。

その後、仕事がばたばたで行けなかったのですが、朝の打ち合わせがない日に行ってきました。
ちなみに、車で行こうとしたらバッテリーが上がっていて、タクシーで行く羽目になりました。

警察署の入り口近くの窓口に「出頭」すると、すぐにカバンを返してくれました。
懐かしい。

話によると、タクシー内に忘れられたものが届けられたそうです。
おそらく、私のカバンを電車内から持って行った酔っ払いは、駅からタクシーに乗り、そのまま忘れてしまったと言うことだと思われます。なんと迷惑な。
なので、当然JRには届けられていないし、鉄道内を条件として警視庁のシステムで探しても出てこないはずですね。

落とし物なんてたくさんあるので、警察でも預かっているだけかと思ったら、ちゃんと中身から所有者に連絡を取ろうとしてくれるのですね。感謝感謝です。平日昼間のみの受け取りであること以外。

警察から連絡をしてもらわなければ、JRや警視庁の窓口やシステムでは探せなかったでしょう。
まさか、タクシーから届けられるとは思わなかったので。

今回学んだことは、
・カバンからは目を離しすぎないこと。
・カバンの所有者がわかる情報を入れておくこと(鍵と一緒になくした場合のリスクはありますが)
・家の鍵は簡単に開けてくれる。というか開けられる!

ウェブで調べると、落とし物をした際のJRや警察の対応への不満が結構あるようです。
たしかに電話でしか受け付けなかったり、ウェブで検索できても全然絞り込めない仕組みは不満が残ります。
ただし、私の場合、最初に対応してくれた吉祥寺駅の駅員さんは非常に親切で一緒に心配してくれ、駅前の交番で話しているときもわざわざ交番を訪れて情報提供してくれました。

まあ、何よりもなくさないことが一番でした。
同じようなカバン、2つになってしまったけど、どうやって使い分けようか。
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