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食と健康 [放送大学]

随分と試験から時間が経ってしまいましたが、最後は「食と健康」。

放送大学のチャンネルを見ていたら、ちょうど糖尿病とか高血圧の話をインタビュー形式でわかりやすくしていて、健康診断で脅された後だったこともあり、履修してみました。
珍しく理系科目。

まえがきで、
「健康や病気の問題を考えるとき、「分子」を基礎にして考えるときに初めて正しい理解が可能となる。」
とか、
「その理解のためには分子に関する学門である化学の基礎が必須」
とか、
「これを理解し活用するためには栄養素の化学の知識が必須である」
とか妙に強調されているなあ、と思っていましたが、これが大変なことに。

第1回目は、元素・原子とは?といった話が始まり、ああ、一般向けにはここから始めるのね、と軽く見ていたのですが、2~3ページで電子軌道の話まで進み、あれ、どうだったけ?という雰囲気に。

以降の回も糖質、脂質、タンパク質、ビタミンとミネラル・・・のようにひたすら化学、それも有機化学の話が進むことに・・・。

一応昔は理系と呼ばれた時期もあったのですが、高校では3年生で化学をやったため、最後の有機化学は良く理解しないまま受験を迎えることに・・・。
学科も無機材料工学科で有機とはほとんど無縁で過ごし、大学院受験の際にようやくきちんと基礎から勉強しましたが、その時以来、その知識も使わずに。

ちなみに「有機」はかつては生物が作るものとか変遷しているもののいろいろと定義がありますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9
「無機」の定義は「有機」以外。以上。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%A9%9F%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9

というわけで、有機化学のカルボキシル基とかケト基とか知らない専門用語がたくさん出てきて四苦八苦。
物質の名前もちんぷんかんぷんで哲学でギリシャ人の名前を覚えているよう。
自分が文系であることを再認識。

人間の消化って、糖質や脂肪を小さな分子に分解して、また大きな分子に再合成するという一見無駄なことを延々とやっているんですね。
また、免疫というのは自己と自己でないものを区別するということ。消化との関連で考えると、アレルギーというのも深い話です。

まあ、試験は教科書持ち込みなので何とかなりました。
後半は最初に番組を見たようなインタビューも取り入れたわかりやすい話でした。

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