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守山 [高谷について]

今日は朝から滋賀県の守山というところに行ってきました。

新幹線で行くには京都より手前ですが、米原まで行くのに名古屋でこだまに乗り換えなければ
ならないため、時間はちょっと余分にかかります。

今回は旅行というわけではなくて、父のいとこにあたる親戚に会って、昔の話などを聞いてきました。
東京では滅多に見られないようなお屋敷の仏間で食事を挟んで4時間近く話を聞いてきました。
たぶん、これまで一度も会ったことがない初対面なのに、それだけ話ができるというのは不思議ですね。

高谷家は滋賀県大津の造り酒屋だったらしいですが廃業していて、親戚は滋賀、京都や関東に
広く散らばっています。最近まで知らなかったのですが。

父方の祖父は私が生まれてすぐに亡くなり、祖母も私が大人になった頃には痴呆が進んでいたので、
昔のことは聞く機会が無かったのですが、いろいろな話を聞いてつなげて考えると、戦争を挟んだ
現代史の中で振り回されながらも生き延びてきたご先祖様が自分につながるのだと思うと不思議な
感じがします。

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コメント 5

akko

へーなかなか面白いですね。
どうです、仕事辞めて酒造りをまたはじめるとか?

ちなみにうちの祖先は平家の落武者が転じてお百姓になったみたいです。平家の祖先を持つからか、歴史物を読むとやっぱりなんか平家側についつい甘い目で読んでます。苦笑。
by akko (2008-09-22 02:55) 

高谷徹

話していると、台湾、シンガポール、満州、アメリカ、ソ連なんていう地名がぽんぽん出てきて、時代・世界に広がって今の自分につながっているのだと思うのですよ。

酒造りというのは、投資をしてから回収するまでに時間がかかるので資産家のお仕事だったようです。リーマンショックでショックを受けているしがないサラリーマンの子孫には無理かと。

父のいとこに当たる人が最近本を出していて、その中で多少そのあたりの記述があります。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4828412468/ref=cm_cr_pr_product_top

造り酒屋が破綻したのは彼女の父(=私の祖父の兄)の代で、守山でも話を聞きましたが、それなりに家族は苦労したようです。
ただし、破綻の原因は書かれていなくてよくわかりません。

歴史のifによっては、こんなに毎日こき使われずに、祇園で遊んでいたかも知れないと思うと無念です。

さて。平家とはまた昔にさかのぼりますね。山口だとやはりそんな話がありそうですね。水の下にも都・・・と入水した以外の普通の人々は、普通に生き延びていたのでしょうね。



by 高谷徹 (2008-09-23 01:25) 

konishi

うちも、3代くらい遡ると造り酒屋だったらしい。
まあ、破産して東京にでてきたらしいので、全くの面影はないけどね。

うちの姓は、その系統の人多いみたい。。。

東京に住んでいると、そういう先祖とのつながり、あまり考えないね。
お盆の墓参りもしないくらいだし・・・
by konishi (2008-09-23 09:38) 

高谷徹

おお、師匠の先祖もそうですか。さすがロールモデルです。

しかし、なんで造り酒屋ってつぶれるんでしょうねえ。
ちなみに、ぐぐったら、高谷家では「玉穂」という銘柄の酒を造っていたらしいことを発見しました。

先祖とのつながり、さすがに両親がいなくなると、自分が全部把握していなければならないので、考えざるを得ないんですよ。
彼岸の墓参りもしなければならないのに、出社でした・・・。
by 高谷徹 (2008-09-24 02:07) 

konishi

造り酒屋は、なぜつぶれるか・・・

貴兄が書いているように、相当資産がないと事業継続が難しい上に、そこそこお金持ちだから、そこに生まれた子供が、段々、ハングリー精神失って、そのうち・・・ではないかと。
by konishi (2008-09-24 08:12) 

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