SSブログ

哲学への誘い [放送大学]

日曜日の2科目で今学期の放送大学の単位認定試験終了です。

「哲学への誘い」は基礎科目という分類。あまりよく知らない分野なので基礎からやってみようと思いました。

ということで、詳しくないので科目の特徴も分からないのですが、冒頭で、単なる哲学入門ではなく、哲学以外の歴史、文化、社会に素材を求め、そこから哲学的内容を引き出すということが述べられています。

なので、哲学者の考えがいろいろ説明されると言うことはあまりなく、いろいろな話をしながら、これは○○に通じる、というように哲学の話が出てきます。逆にちょっとの紹介なので分からないところがありますが。

内容としては古代ギリシャの話、ヘーゲルの法の哲学の話、ロシア文学と日本近代文学の話、そして最後に海外における奥行き表現の話になります。

感想としては、

・ギリシャ時代に語られている「恋愛」は基本的に同性愛のことを述べているらしい。衝撃だ。
・ヘーゲルの法の哲学に出てくる国家の「君主権」は日本の天皇制そのもの。多くの国で象徴的な王室を持っているという事実と考え合わせるとおもしろい。
・ロシア文学を読んでみたくなった。
・絵画というのは単に思いつきで書かれているだけではなく、時代背景の影響を受けているものなんだなと思った。

哲学というと全く役に立たない抽象的な話ばかりしているような先入観がありますが、どう生きるのか、国というものをどうとらえるか、といった誰でも考えるいわば身近な事とも接点があるんだな、と感じます。
そういう意味ではこの科目のねらいが達成されたと言うべきか。

ちなみに試験は教科書持ち込みありだったので、楽勝でした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。