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ボリビア・ペルー旅行(ダイジェスト) [旅・出張]

ゴールデンウィークに少し早く入って、ボリビアとペルーを旅行してきました。

両方ともアンデス山脈の街を旅行したので標高の高いこと・・・。高山病が心配だったのですが、用心して禁酒していたので、何ともありませんでした。まあ、いちいち息苦しいんですが。

まずはボリビアの事実上の首都ラパス。標高4000m超の世界最高所の空港で南米入り。
すり鉢状の地形になっていて、真ん中の底には高層ビルが建ち、周縁の高いところに行くほど貧しい人が住んでいるというすごいヒエラルキーの都市。
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続いてウユニ塩湖。行きにくいところだが、最近飛行機便ができて、ちょっと行きやすくなった。
乾季の真っ白な大地、雨季の鏡のような水面が有名だが、乾季入りの最初と言うことで、両方楽しむことができた。
これはかなりラッキー。水面も時間と共に様子が変わる。
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夕方のほうが光の角度のせいか、きれいに水面に反射しているけど、空の色は昼のほうがきれいだった。
そう、水面もそうだが、真っ青な空とまったく動かない雲の存在がこの景色を美しくしている。

ラパス、ウユニを経て、今度は陸路でペルー入り。
陸路なんだけども、国境のチチカカ湖では一箇所湖をボートでショートカットする。
人はバスを降りてボートで渡るが、バスも後から船に乗ってやってくる。
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ペルーでは定番のマチュピチュ。
これも定番の場所からの撮影。左側の下を流れる川との落差はやはりすごい。
あと、ここらへんからゴールデンウィークに入ったこともあって、日本人激増。
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インカ帝国の首都であったクスコ。治安がどうのという話もあるが、きれいで気持ちが良い街だった。
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最後はペルーの首都リマに行って、ナスカに地上絵を見に行ってから帰ってきました。
リマの旧市街。ここも日本人が多かった。
peru_364.jpg

2週間、疲れましたが、南米はおもしろいですね。

ペルー、ボリビアというとどうしても古代、中世の遺跡に興味が集まりますが、最後のリマの国立博物館で見たペルーの歴史では、現代に入ってから、爆発した建物や死体の写真の連続。
涙を流しながら"UNION!"という文字を掲げながら歩く犠牲者の女性の写真には強い印象を受けました。

ひどい貧富の差を感じるときもしばしばありましたが、こうした歴史を経て、進んでいこうとする国の姿を見られたのも良い経験でした。


旅程
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ペルーの旅行記
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コメント 2

しみず

数年前、クスコ出身のペルー人と話す機会がありました。
「クスコはインカ帝国の首都だった」というと、「今でも首都です」
という答えが返ってきました。

ペルーもう一度行きたくなりました。ボリビアも行ってみたいな。
by しみず (2012-05-07 04:17) 

高谷徹

なるほど。
南米に行くと、プレコロンビアの文化に対する誇りと、キリスト教というアイデンティティの同居にいつも戸惑うよ。

南米、というか中米もいろいろ行っているよね。
おすすめのところをまた教えてください。
by 高谷徹 (2012-05-08 05:16) 

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