宇和島

夏休み明け早々に愛媛に出張に行ってきました。

松山には2回ほど行ったことがありましたが、今回は初めて宇和島まで行ってきました。

時間の都合で前日夜に松山に泊まったのですが、市内への宿泊は初めて。
時間も限られているのでホテル近くの寿司屋で夕食をとりましたが、平日なのに繁華街は賑やかですね。
行けませんでしたが、東京でも数が減ってしまっているバーがたくさんあるのが見えました。

寿司はいろいろなものを食べさせてもらいましたが、どれも美味しく、カンパチのとろにあたる部分というのも良かったです。
ヒラガイも食べました。
見たことがない魚はあるわけではないですが、先日の青森旅行ではホタテやサケを中心に食べていましたから、日本って広いですね。

さて、翌日は松山から宇和島にJR四国で移動しましたが、人間が立つ改札、電化されていない列車、四国に来た、という感じです。架線がないものなあ。


車窓から見える民家も立派な瓦屋根、切妻、入母屋といろんな形がありますが、瓦屋根がなかった青森と大違いです。

宇和島駅は終点ですが、ルネサンスというかイスラム建築というか変わったデザインです。


愛媛県、かつては八藩にも分かれていたそうで、地理的な問題もあると思いますが、地域毎の独立性が高いそうです。今でも東予、中予、南予と3つに分けて呼ぶのが普通だそうです。

宇和島も宇和島藩という一つの藩で、仙台の伊達家の系列の伊達市が治めていたそうです。街を見下ろす高台にもお城が残っています。



お昼は鯛飯。
前日の寿司屋でも、宇和島では鯛飯を食べると良いですよ、ということで名物らしいです。
でも、出てきたものを見て、？？？


以前松山に来たときにお土産で持って帰った鯛飯は、鯛の炊き込みご飯でした。
今回出てきたのは刺身入り卵ご飯で、むしろ、以前松山で食べたひゅうが飯というものに似ているような感じです。

なんでも、「たいめし」といっても愛媛県の地方毎に違いがあり、東のほうでは鯛の炊き込みご飯で、宇和島ではこうしたものなんだそうです。
まあ、いずれにせよ美味しいので良いですが。

今回は、出張だったので時間はありませんでしたが、内子、大洲など古い町並みが残った町がたくさんあるようで、今度はそのあたりをじっくり観光してみたいです。