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20世紀ファッション史 [放送大学]

今学期最後の面接授業。

20世紀ファッション史と銘打っているが、20世紀の「西欧の」「女性の」ファッション史。
男性の服装もおもしろいと思うんですけどね。

まあ、いろいろな国を旅行したり、博物館でいろいろな民族の衣装を見ても、女性の華やかさに比べて男性の服装はおもしろくないことが多いので、仕方ないことかも。

さて、20世紀に日本の女性の服装が和服から洋服に大きく変わったのは分かっていましたが、実は本家の洋服も20世紀に大きく変わっています。

19世紀末にはコルセットで異常に締め付けた格好をしていたのが、女性の外出が増える中で、現在でもみるシャネルスーツが登場します。

1920年代になると自動車も普及し始めて、働く女性も多くなり、ギャルソンヌ・ルックと呼ばれる活動的な格好も登場します。スカート丈も相当短くなります。

戦争で華やかさは一時中断されますが、戦後はクリスチャン・ディオール、イブ・サンローランといった人たちが、新しいスタイルの服を生み出していきます。

1960年代になると、ミニスカートが流行り、さらに既製服であるプレタポルテが隆盛します。
まったく関係ありませんが、高谷母の生前、天袋から当時ミニスカートと合わせていたと思われるブーツが発見されたときは衝撃でした。

1970年代、1980年代になると女性の社会進出はいっそう進み、「女性の仕事」だけではなく、男性と同じ仕事もするようになっていきます。ファッションのユニセックス化も進んでいきます。

1980年代になると私も記憶がある時代です。日本では男性ファッション誌が登場し、日本のデザイナーも世界的に活躍するようになる時代です。



こうした服装の歴史って、食べ物などの歴史と同様、通常の歴史の話では省略されているのはなぜなんでしょうね。
生活文化っておもしろいと思うのですが。

(あんまり見ませんが)昔の映画を見る際には、登場する人たちの服装をよく観察しようと思います。
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