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平成27年度1学期(13学期目)  [放送大学]

今学期の成績が出ました。
前学期に落として再履修になった日本美術史、努力の甲斐あって合格。ガッツポーズ。

[放送授業]
芸術史と芸術理論(’10) A○
日本美術史(’14)A
ロシアの政治と外交(’15)A○

[面接授業]
中国美術史 合
アフリカ史の探求2:植民地支配 合

入学してから13学期(6.5年)。

卒業までに必要な単位124単位のうち、
修得済単位104単位、不足単位数20単位。

ようやく100単位越えた。
あと、1.5年くらいかな。
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芸術史と芸術理論 [放送大学]

放送大学のテレビや履修案内を見ていると講師がやたら熱い科目があり、それがこの「芸術史と芸術理論」です。
何だかすごい科目だな、と思っていたのですが、「日本美術史」が面白かったので、履修してみました。

こちらは西洋の芸術が中心で、主にギリシャ時代から現代のランドアートまでをカバーしています。

ただし、どんな時代を採り上げても講師の主張は一貫しており、芸術とは個人の個性や独創性を表現するようなものではなく、現実の社会の本質をミーメーシス(模倣・再現)するものであるということで、近代の主観主義が批判の対象になります。

例えば、古代ギリシャの画家、ゼウクシスは絶世の美女ヘレネーの絵を描くために、町の美しい娘を5人選び、それぞれの女性の各部分でもっとも美しい部分を「モンタージュ」して絵を完成させたと言います。

つまり、個別的な現実の女性を模倣するのではなく、それを書くことによって、より普遍的、本質的なものを表現しようとするのが芸術である、ということになります。

また、絵画も彫刻もパトロンがいたり、特定の政治体制や宗教のために作られるのですが、そうであるがこそ、社会の本質を表現するものになるのであって、芸術家の個性などを表現するものではない、ということになります。

そうなると必然的に時代と芸術は強く密接に関わることになり、ロマネスク美術はプラトン主義、ゴシック美術はアリストテレス的、ルネッサンスは新プラトン主義、北方ルネサンス美術はプロテスタントで、それに対抗するカトリックがバロック美術となります。

これらでもミーメーシスという考え方は同じで、プラトン的に言えば現実の物事に分有されているイデアを強化して再提示することであり、アリストテレス的に言えば現実の物事から必然性・蓋然性が高いものを再現して現実を凌駕するということになります。

それが果たして正しいのか正しくないのかはさておき、おもしろい内容でした。
「芸術は趣味なので知識もなく好きか嫌いかを論じれば良い」のではなく、「知識を持って論じるべきだ」という講師の熱いメッセージも少し伝わった気がします。

試験は「正しいか」「正しくないか」の2択の選択式。
上述のように言っていることは皆同じなので、5分ほどで簡単に出来てしまったのですが、かえって簡単すぎて何か引っかけがあるのではないかと疑心暗鬼になり、深読みしすぎて間違えた設問がありました。うーん。
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ロシアの政治と外交 [放送大学]

今学期の放送授業は新規2科目と、再履修1科目。

まず、「ロシアの政治と外交」です。

ロシアは2回に行ったことがありますが、日本にとって近くて遠い国です。
今の若者はソ連だった時代すら知らないですよね。
高谷家にとっても因縁がある国、履修してみました。

まず冒頭に前提とすべき状況が整理されています。

・ロシアのGDPは1990年から1995年でなんとほぼ半分まで減少しました。
・1992年には1526%というインフレに見舞われます。

ソ連崩壊の影響がいかに大きかったかと言うことを改めて感じます。
その後は産油国として成長し、再び原油価格の低迷や経済制裁で低迷しているのが現状です。

ソ連崩壊時には各共和国が独立したものの、ソ連時代の計画経済で分業が行われていたため、各国は経済的に自立できるかよくわからない状況だったと言います。

また、ロシア連邦もその1つとなりましたが、そもそもそのロシア連邦もロシア人が主体であるものの多民族国家であり、連邦と地方の権限も主張を各連邦構成主体が選挙したり、中央から任命したり、試行錯誤が続いています。

そもそもロシアの政治体制自体、ソ連時代には三権が共産党に集中していた訳で、それを分けた体制にする過程では大統領と議会で綱引きがあり、最終的には議会をエリツィンが軍で包囲する自体にまで至り、大統領と首相が並立する半大統領制の形態をとりながら、きわめて大統領の権限が強い超大統領制となっています。

一つの国の体制を変えるというのがいかに大変かですね。

ソ連時代の計画経済は今では歴史上の失敗とされているものの、国民には雇用、教育、最低限の生活が保障されていました。その後の混乱の後遺症でもあるかも知れないものの、現在でも国民に計画経済に対する支持が根強いというのもびっくりです。

・経済システムとして正しいのは、「政府の計画と分配に基づくもの」49%、「私的所有と市場関係に基づくもの」36% (2012)
・「国家は、すべての市民の通常の福祉水準を確保すべきだ。」47% (2011)

当初の政治的混乱も影響しているのか、市民の政治への関心も低調です。

外交についても「東側ブロック」の盟主ではなくなった中で試行錯誤ですが、全般的には旧西側の欧米にもすり寄らず、中東問題にしろ、イデオロギー的なものや同盟関係と言うよりも、個別個別に対処している印象です。
唯一の例外は旧ソ連圏の諸国で、ここに欧米が手を入れることは否定的です。
旧ソ連諸国に行ってみても気がつくことですが、もともと一つのソ連だったこともあり、これらの諸国の中にはロシア人の比率が高い国も多いです。ウクライナの東部もそうです。これが問題をややこしくしているようにも思います。

試験は記述式。なかなかハードで、時間ぎりぎりまでひやひやでした。


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アフリカ史 [放送大学]

放送大学も学期末の試験期間ですが、先日はアフリカ史の面接授業を受けてきました。
さらにレポートを書くために、アフリカ史の本も読んでみました。
この本は600ページ近くもある大著です。



新書アフリカ史 (講談社現代新書)

新書アフリカ史 (講談社現代新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/07/18
  • メディア: 新書



アフリカって世界史でも、人類の誕生が語られたと思うと、いきなり20世紀の植民地分割の話になり、その間に何が起こったか分からないところです。
実際、手元の「もういちど読む山川世界史」山川出版社を見ると、巻末の年表は1900年以前について、「南・北アメリカ」、「ヨーロッパ」、「西・南・東南アジア」、「北・東アジア」、「日本」という区分となっていて、まるでアフリカは南極とは言わずとも、オセアニアと同様に歴史が存在しないような扱いです。

しかし、アフリカには文字資料があまりに少ないため、「暗黒の大陸」ということになっていましたが、きちんと歴史があるのだということですね。

アフリカの気候は多様ですし、人類が生まれた後でも大きく変動しています。サハラ砂漠に動物がいたことがあったこともよく知られているところです。
そうした環境の中で異なった作物に依存した生活形態が生まれてきますが、他の大陸から来たバナナやキャッサバは大きな影響を与えたそうです。

一つ謎が解けたのは、ヨーロッパとサブサハラアメリカの交流がなぜなかったのか、ということ。
アフリカの東側では半年ごとに季節風が反転するため、帆船時代にもインド洋の交易ルートが発達しましたが、西側は風が一方向なのだそうです。なので、風に逆らって航海する技術が確立されるまで、ヨーロッパとアフリカの航路は難しかったと言うことですね。
陸路についても、ラクダが導入されてからはサハラ砂漠も交流の場になりましたが、やはりサブサハラは古代文明が起こった世界と切り離されていたことが大きいように思います。


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中国美術史 [放送大学]

今学期の面接授業では、中国美術史を受けてきました。

日本美術史を勉強していると、しばしば「これは唐の絵画の・・・」とか「北宋の表現が・・・」とか解説されていて、中国美術史を知らないと分からないな、と思ったのが理由です。
ただ、後で調べてみても、中国美術に関する書籍って少ないですね。

水墨画を見ていると、中国で書かれたものか、日本で書かれたものか分からないようなものも多いわけですが、中国美術というのは、日本の美術とはやはり違う面があり、さらには西洋美術とはまるっきり違います。

写意とか意鏡という言葉があり、風景であっても現実をそのままに書くというよりも、空想の理想の風景を書くことを目指したりします。
書画同源という言葉もあり、書も画も同じ芸術と見なされているところが、西洋美術とも違います。まあ、同じ筆と墨を使って書くというところが大きいのだと思いますが。
遠近法について重視していないところも特徴的で、濃淡による遠近表現はありますが、遠くほど小さく見えるといった表現は重視されません。

歴史をざっと俯瞰すると以下のようになります。


■秦

兵馬俑に見られるように、紀元前なのにきわめて写実的な表現。

■漢

写実主義に神仙思想が加わる。
儒教が重視される。

■魏、晋

儒教より仏教、仏教より道教が重視される。
竹林七賢がテーマに。

■随

「遊春図」など空間表現が進歩する。

■唐

漢詩については最高峰と呼ばれる時代。
仏教芸術。

唐は初唐、盛唐、中唐、晩唐と時代区分されるが、初唐、盛唐は写実的、後期には水墨画が著しく発展した。
唐三彩という色つきの陶器もあった。

■宋

文治主義で士大夫が活躍した時代。
唐の時代とは明らかに傾向が異なっていて、山水画、水墨画が中心になっていく。

画院というものがあって、宮廷画家がおり、そこで書かれるのが「院体画」。これに対して、士大夫が書くのが「文人画」と呼ばれる。

南宋時代には「辺角の景」と呼ばれる大きく余白を残した構図が見られる。

■元

画院はなくなってしまったが、美意識が多極化。

■明

文人画家の職業化。

■清

このころになると西洋の影響も受け始める。
日本もそうだが。

揚州では塩商がパトロンとなって絵を描かせるなど文化の担い手も変わってくる。



ざっと見ると以上ですが、中国美術って、書籍はあんまりないのに、Wikipediaは異常に充実していますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E7%B5%B5%E7%94%BB



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平成26年度2学期(12学期目) [放送大学]

今学期の成績が出ました。
雑にならないように科目を絞り、それぞれの科目を比較的よく勉強したけど、久し振りに落としてしまった。

[放送授業]
日本美術史(’14)D
日本経済史(’12)A○

[面接授業]
現代アフリカの諸相 合

入学してから12学期(6年)。

卒業までに必要な単位124単位のうち、
修得済単位96単位、不足単位数28単位。

日本美術史、次学期はがんばるぞ。
燃えてきた。
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日本経済史 [放送大学]

今学期のもう一科目は日本経済史。

これは産業論とか細かい話かな、と思ったら、1回目の授業からアンガス・マディソンの推計した西暦1年からの世界各地域のGDPの推移の話に。

一人あたりGDPは西暦1000年の時点ではほぼどの地域でも同じだったのに、それ以降、西ヨーロッパがぶっちぎります。
西暦1年時点では世界のGDPの1/3がインド、1/4が中国でアジア中心でしたが、アジアは人口に比してGDPの伸びが小さく、格差が生じていきます。
しかし、この中で日本は他のアジア地域と比較してじわじわと成長していて、このことが開国以降の急激な成長につながっている一因ではないか、とのこと。

日本の人口についても驚き。
縄文中期の人口は26万人くらいでしたが、その96%は東日本に住んでいたとのこと。
そういえば、気のせいか各地の歴史資料館でも縄文時代の遺跡は東日本で多い気がします。
これが縄文晩期には一旦7万6千人まで減り、再び増加しますが、弥生時代には東日本と西日本でほぼ同じ割合に。
稲作が日本の人口分布を大きく変えたのでしょう。
その後、渡来人の流入もあって人口は増え続けますが、1600年の時点で1200万人。現在の1/10。
明治維新の時点で3000万人くらいだったことはよく知られていますね。そしてこのあたりの時代は歴史的にも一番人口が分散していたようです。
なので、今でこそ人口が都市に集中して・・・と問題になっていますが、歴史的にはこれまでも大きく人口分布は移動してきたのだ、ということがわかります。

稲作についても戦国時代以前は山間部での小規模な稲作が中心で、現在のイメージとは大きく異なるものであったようです。こlれが江戸時代前半に向けて大開墾期となり、技術の進展もあってより下流の沖積平野での稲作が中心となります。江戸時代前期は耕地面積の拡大によって成長し、後半は生産性の向上によって成長したことが分かるそうです。

江戸時代前半は大阪が「天下の台所」として中心都市となり、ここから放射状に流通が行われていたのが、舟運を中心とする物流の発達で地域中核市場が発達し、網目状の流通に移行していきます。
このあたりは、日本の古い港町を訪れるとその痕跡を目の当たりにすることができます。

開国後には近代製糸業が成長を開始して生糸の輸出が急拡大、1920年代にはアメリカ市場で7割のシェアに達します。その結果として、東日本のほとんどの農家で養蚕を行っていたということで、これも各地で屋根が大きい古い民家を見ることによって実感できるわけです。

国内を旅行して見ることと、勉強して知ることがかちっと結びつく感じで、これが面白いところなんですよね。

日本美術史はまずかったけど、こちらの科目は単位認定試験、うまくいったかな。


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日本美術史 [放送大学]

海外も大好きですが、このところ旅行も歴史も日本に関心が移っている今日この頃です。

放送大学の勉強はどうも最近負担に感じて雑になっている気がしたので、今学期は放送授業を2科目、面接授業を1科目に絞り込みました。その1科目、唯一のテレビの授業が「日本美術史」です。

結果から言えば、先日試験を受けたものの、相当難しくて、惨敗・・・。
来学期に再履修になってしまいそうですが、面白いので、もう一度気合いを入れて勉強をしてみたいです。

美術と言ってもいろいろあり、授業は縄文土器から始まりますが、仏像、絵画、建築と広がっていきます。
膨大な作品が紹介されますが、一つ一つが異なる、ということだけではなく、時代時代の様式がある、というのが面白いところです。

縄文土器は形状の表現が中心ですが、弥生土器はつるんとしていて、表面の絵画的な装飾が中心になります。

仏像は飛鳥時代に日本にもたらされますが、最初は非常に現実離れした表現です。
飛鳥時代に作成された、法隆寺金堂の釈迦三尊像でも、顔つきは現実の人間とはかけ離れていますし、衣服もぺたっとして模様のようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E9%9A%86%E5%AF%BA%E9%87%91%E5%A0%82%E9%87%88%E8%BF%A6%E4%B8%89%E5%B0%8A%E5%83%8F%E5%85%89%E8%83%8C%E9%8A%98#mediaviewer/File:Horyuji_Monastery_Sakya_Trinity_of_Kondo_%28178%29.jpg

これが奈良時代になるとぐっと現実的な表現に変わっていきます。
興福寺阿修羅像
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%88%E7%A6%8F%E5%AF%BA#mediaviewer/File:ASURA_Kohfukuji.jpg

そして平安時代に進んでいくと、穏やかな表情に変わっていきます。
木造阿弥陀如来坐像(平等院・鳳凰堂)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E5%BC%A5%E9%99%80%E5%A6%82%E6%9D%A5#mediaviewer/File:Byodoin_Amitaabha_Buddha.JPG

絵画についても平安時代のものは華やかで美しく、身分が高い人の顔は「引目鉤鼻」で書かれていますが、これも時代が進むと現実的な表現に。

江戸時代まで進むと庶民が芸術を楽しむようになり、浮世絵が現れます。
歌川広重なんて素晴らしいですよね。
http://www.ndl.go.jp/landmarks/artists/utagawa-hiroshige-1/
青がとても印象的ですが、これは舶来のベロリン藍という化学染料を使ったもの。

以前、秋田の角館に行った際に、解体新書の絵を描いたのはこの地の小野田直武だという展示があって、そのときはふーん、こんな田舎の人が書いたとは不思議だな、で終わったのですが、美術史を並んでみると、江戸中期に西洋画の技法を受容した秋田蘭画という一派があり、小野田直武はその中心人物だったと言うことが分かります。
解体新書の図解を担当したというのは、全然偶然ではないわけです。
江戸時代の中期にこんな絵を描いていたわけですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E9%87%8E%E7%9B%B4%E6%AD%A6#mediaviewer/File:Naotake1.jpg

歴史や地理の勉強って、こういう別々と思っていたピースがつながっていくところが面白いところです。
日本画は幸いにして日本にいても多くのものを見ることができますし、来学期に向けて実物を数多く見て備えねば。

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平成26年度1学期(11学期目) [放送大学]

今学期の成績が出ていました。
まあ悪くない成績だけど、量が多すぎて雑になってしまった気がする。

[放送授業]
初歩のアラビア語(’11) A○
感染症と生体防御(’14) A○
南北アメリカの歴史(’14) A○
途上国を考える(’14) A○


[面接授業]
辺境からみる古代ローマ帝国 合
国際経済の理論と現状 合


入学してから11学期(6年)。

卒業までに必要な単位124単位のうち、
修得済単位93単位、不足単位数31単位。
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感染症と生体防御 [放送大学]

さて、最後の科目は「感染症と生体防御」。

今学期単位認定試験で唯一の教科書持ち込みなしの科目かと思って、まじめに勉強して行ったところ、なんと持ち込みありだったので、楽勝で試験が終わってしまいました。

放送大学連携校の看護師養成学校で卒業単位としているらしく、内容的には結構難しいものがあります。
最近、すっかり文系になってしまっているので、きっちり積み上げていく理系科目は苦手だったりします。

免疫の話から始まって、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫、衛生動物と解説し、医療関連感染、予防接種についても触れられていますが、細かい話になると生物の基礎知識を欠いているので厳しい。
こんなに複雑なものを相手にしている医療というのは素直にすごい技術だな、と思います。

感染症は、戦争や天災以上に人類を危機に到らせるものであり、これまでも歴史に大きな影響を与えてきています。
段々とその仕組みは明らかになってきていますが、新型インフルエンザのパニックや、ワクチンに対する議論など、きわめて社会的な問題でもあります。

いかに感染症と戦っていくのか。人間の知性が試されているような気もします。

私もいろいろ海外旅行に行くので、予防接種もきちんと受けるようにしないといけませんね。
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